景表法ってなに?
2023.02.17
景表法とは、正確には景品表示法といいます。
景表法とは、商品やサービスの価格表示に関する法律であり、消費者保護のために定められた法律です。景表法には、以下のような注意点があります。
1 定められた表示方法に従うこと
景表法には、価格の表示方法が規定されており、販売者はこれに従って表示しなければなりません。
具体的には、表示する価格に消費税を含めること、割引やキャンペーンに関する表示について明確にすることなどが挙げられます。
2 誤解を招かない表示をすること
景表法には、「誤解を招く表示をしてはならない」というルールがあります。販売者は、価格に関する表示について、消費者が誤解を招くような表現を使ってはいけません。
3 一律の表示をすること
同じ商品やサービスに対しては、一律の価格表示をすることが求められます。また、地域や店舗によって価格を変える場合は、その理由を明確に説明する必要があります。
4 禁止事項に注意すること
景表法では、いくつかの禁止事項が定められています。例えば、商品やサービスに対して、一度値上げした価格を再度値下げすることは禁止されています。
また、消費者に対して誤った情報を与えることも禁止されています。
5 他の法律との関係を理解すること
景表法は、商品やサービスの価格表示に関する法律ですが、他の法律との関係も重要です。例えば、特定商取引法や不当景品類及び不当表示防止法なども消費者保護に関する法律であり、景表法との関連があります。このように、ほかにも注意すべき法律があります。
以上のように、景表法には、これらの注意点を守ることで、消費者に対して適切な価格表示を行うことが求められます。
丸の内経営法律事務所は、企業法務を得意とする名古屋市の弁護士事務所です。これまでに関わった中小企業のトラブル解決数は 200件 以上となります。「関わった人全てを豊かにする」を企業理念に、名古屋市をはじめ東海エリアの中小企業を法務面・経営面から多角的にサポート。顧問弁護士として労働問題解消や契約書作成など、企業のトラブルを未然に防ぐリーガルリスクマネジメントにも尽力します。
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